パピヨンを飼うことについて

パピヨンはブリーダーから購入するのがおすすめ

papillon
小型犬の中で最も高い知能指数を持つパピヨンは、人が好きで穏やかな面もあるなど
パートナードッグとして最適な犬と言えます。

しかしながら、もともとフランスの上流階級における番犬の役目も担っていたことから
音に反応する性質があり、特に救急車のサイレンなどに対して遠吠えをするなどよく吠える傾向があります。

加えて賢いゆえに悪知恵も覚えやすく、吠えたときに抱き上げてあげたり
おやつをあげて気持ちを反らすようなことをしてしまうと、「吠えると何かいいことをしてもらえる」
と覚えてしまうこともあります。ブリーダーを訪ねる

そのため、パピヨンを購入する場合はブリーダーから購入するようにしましょう。
ペットショップでもパピヨンは販売していますが、生後間もなく親犬や兄弟犬から
離されてお店にやってくることが多いため、じゃれ合いの中で学べる社会性が
身に付いていないことが多い傾向にあります。

また、母乳をあまり飲んでいないため免疫力が弱く病気になりやすいことや、
無駄吠えや噛み癖など問題行動を起こす可能性も高くなってしまいます。

一方、ブリーダーは、子犬の情報はもちろん親犬の性質などの詳しい情報や
生育環境も把握している他、しつけも行っているため新しい生活にも馴染みやすく
初めてでも安心して生活を共にすることができます。

パピヨンにおすすめのペット保険の選び方

パピヨンにおすすめのペット保険の選び方としては、パピヨンの性格や
かかりやすいケガや病気をあらかじめ知っておくことが大切です。

パピヨンがかかりやすいケガには、骨折やパテラと呼ばれる膝蓋骨脱臼があります。
骨折は飼い主が注意することで防ぐこともできますが、特に多いのは
屋内の段差や抱っこからの落下による前足の骨折です。犬の怪我

パテラは大腿骨の溝にはまっている膝蓋骨という膝の骨が内側や外側に外れてしまった状態です。

中でもパピヨンのような小型犬は生まれつき溝が浅かったり膝蓋骨を支える
靭帯の力が弱いためパテラになりやすく、症状としては膝を曲げ伸ばした時に
痛みが出たり歩きづらそうになります。

一方、病気にはアレルギー性皮膚炎や黒色毛包発育不全があります。
1~3歳で発症することが多いのが特徴で、黒い部分の被毛が成長しない病気です。

また、パピヨンはてんかんを発症する傾向が高いため、飼い主は発症・悪化させないような
生活環境を整えると同時に補償が充実している保険を選ぶことがポイントです。

なお、多くのペット保険は年齢が7歳を過ぎてしまうと加入条件に限りが出てくるため、
遅くとも7歳までには加入しておくことをおすすめします。