噛み癖のしつけ方
飼っているパピヨンに、噛み癖があって困っているという飼い主さんは
意外に少なくないようです。
噛み癖がついたパピヨンにも、原因がいくつかあり、それによって
対処法が変わってきますので、まずはどういったときに噛むのか
原因を調べて、犬の気持ちを理解するところから始めましょう。
噛み癖を持っているパピヨンは、飼い主の何らかの不満を持っているか、
飼い主がしっかりとリーダーシップを取れていないことに原因があります。
よって、しつけ方としてはまず、不満を解消してあげる事から始めます。
散歩にあまり行けていない、という場合は運動不足が理由の一つです。
パピヨンは小型犬ですが、運動の必要性は十分にあります。
家の中で走り回るだけでは、欲求を満たすことは出来ません。
犬には毎日、疲れて舌を出して呼吸をするぐらいの運動が必要です。
大きな公園などがありましたら、そこで十分に走らせてあげて下さい。
ロングリードを使用したり、一緒に走ってあげるのも良いでしょう。
そういった公園では他の犬との出会いもありますので、犬同士はもちろん
飼主同士の交友関係も広がり、それがきっかけで新しいコミュニティが
できるかもしれません。
話しかけたいときは、名前や犬種、オスかメスかなどの
当たり障りのない会話から始めましょう。
自分のペットが一番可愛いのはどの飼主も同じはずですので、そこで
「可愛いですね」と心から褒められれば、悪い気がする人はいないはずです。
そして運動をさせたあとは、家でのしつけです。
しつけ方としては、パピヨンがリーダーではないと伝えることが重要です。
犬の要求にいちいち応えてはいけません。
全て飼い主からの指示でパピヨンを動かせてあげましょう。
噛んできた場合は、一度しっかりと叱り、その後は無視をしてください。
甘えてきてもかまってはいけません。そういったことを続けることで、
犬は飼い主をリーダーと認めるようになります。
もちろん、毎日のご飯や運動は欠かさずに行いながら、しつけていくことが重要です。
原因がわからない場合は、獣医さんに相談しにいきましょう。